お客様のプロフィール
高度な薄膜形成技術と独自の表面処理ソリューションを軸に、航空宇宙からライフサイエンス、次世代モビリティまで、多岐にわたる産業の「世界にない技術」を具現化する表面処理のスペシャリスト。
EBINAX株式会社(旧・ヱビナ電化工業株式会社)様東京都大田区に本社を置く表面処理メーカー。1946年の創業以来、一貫してめっき技術の研究開発に注力。世界初めっき専門開発拠点となる「テクノマーク」を2002年に開設している。難めっき材への成膜やナノレベルの表面制御など、大手メーカーのR&Dパートナーとして「ラボファクトリー」を展開する。
【主な沿革・実績】
- 1946年:海老名鍍金工場を創業
- 1953年:ヱビナ電化工業株式会社を設立
- 1967年:プラスチックへのめっき技術を開発
- 2002年:世界初のめっき専門開発拠点「テクノマーク」を開設 顕微鏡
- 2012年:低反射率1%以下を誇る黒色めっき「スゴクロ」の量産開始
- 2019年:ガラス貫通穴加工の事業開始など、独自製品を次々と展開
- 2024年:EBINAX株式会社へ社名変更
- 2025年:「EBINAXCITE」を新設。ウッドデザイン賞受賞
電子顕微鏡観察写真
ご導入された機種
接触角計 / 表面張力計 B100
1946年の創業以来、めっき加工を中心とした表面処理技術で日本のモノづくりを支え続けてきたEBINAX株式会社様(2024年にヱビナ電化工業株式会社から社名変更)。同社は、スマートフォンや自動車といった身近な製品から、航空宇宙・ライフサイエンス分野に至るまで、幅広い産業に不可欠な高次元の表面処理ソリューションを提供されています。
世界にまだない「表面処理」を生み出す研究開発体制
EBINAX様の最大の強みは、創業期から培われてきた圧倒的な研究開発力です。2002年には、世界でも類を見ないめっき専門の開発拠点「テクノマーク」を開設。ナノ領域での成膜技術や、ガラス、プラスチック、セラミックスといった難めっき材への加工など、難易度の高い開発において世界中の大手メーカーから直接指名を受ける「ラボファクトリー」としての地位を確立されています。
低反射率1%以下を誇る黒色めっき「スゴクロ」や、優れた放熱特性を持つ「スゴヒヱ」など、業界の常識を覆す独自の技術ブランドを次々と展開されており、まさに「ハイテクを支えるハイテク」を体現する企業です。
【スゴクロ】電子顕微鏡観察写真
今回訪問させていただいたのは、2025年に新設されたばかりのイノベーションセンター「EBINAXCITE(エビナックスサイト)」です。働く人々の情熱(EXCITE)で世界をワクワクさせる製品を生み出すという想いが込められています。
木のぬくもりと革新が共鳴する新社屋「EBINAXCITE」
都市景観の中でひときわ目を引く木造の社屋は、ウッドデザイン賞も受賞した独創的な建築物です。一見、木材とは縁遠い「めっき」という産業技術を、木材への撥水・不燃処理という形で建築デザインに融合させており、まさに同社の技術思想をそのまま空間化したような、開放感あふれるクリエイティブな環境となっています。
現場の課題を解決する、高精度な測定環境の構築
今回、ラボ内で実際に稼働していたのは、弊社の接触角計「B100」です。EBINAX様のような精密な表面処理を手掛ける現場では、わずかな条件の違いが品質を左右するため、測定器にも高い信頼性が求められます。
ご訪問させていただいた際には、特に「再現性の確保」について多くご相談をいただきました。周辺環境から伝わる微細な振動が測定値に影響を与えないよう、振動対策として除振台の改善をご提案。その他にも様々なご相談をいただきました。
訪問日:2026年4月10日
訪問先:EBINAX株式会社(EBINAXCITE)様
導入装置:接触角計 B100 界面張力測定ライセンス など
複雑な組成を持つめっき液や新素材の評価において、弊社の機器が製品開発に貢献できることは、私共にとっても大きな喜びです。今後もEBINAX様のさらなる技術革新に貢献できるよう、製品の改良と手厚いサポート体制を維持してまいります。
今回ご協力いただいたEBINAX様、お忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。













