接触角計とは

接触角計とは、付着した液滴を水平面から観察し、固体と接する角度を計測する装置です。

接触角計の仕組み

 パソコンが普及する以前は、目視(目でファインダーを覗いて、分度器を用いて数値を読み取る)するタイプでしたが、近年はCCDカメラやパソコンの普及により、着液後自動で解析するものが一般的になりました。

 

従来の目視タイプでは、作業者により角度の読みがばらついたり(特に10度以下の濡れ性の良い接触角の測定では、目視では非常に困難です。)、付着させる液量が多く必要といったデメリットがあります。 

旧式の接触角計イラスト
旧式の接触角計(目視で測定値を読むタイプ)

現在普及しているタイプは、ファインダーの代わりにCCDカメラで着液画像を取り込み、モニターに拡大像を写し出します。複数の人が同時にモニター上で観察することができ、情報の共有ができるます。また目視タイプと異なり、着液した様子をデジタル画像で残すことも簡単にできます。

 

 

派生タイプとして、動的接触角を測る装置や、大きなワークに対応したものなどがあります。

装置の基本構成について

接触角計本体の基本的な構成については、水滴を作るためのマニュアルディスペンサ(針、シリンジなどで構成)、ワークを置くためのステージ、観察用のレンズ/CCDカメラ、バックライトとなります。

こちらと解析用PCを組み合わせて使用します。

接触角計装置構成説明画像
装置事例はB100