レンタル機のキャリブレーションサービス
いつもお世話になっております。今回は社内規定上で装置購入した場合はもちろんのこと、装置レンタルした場合には、都度「アレ」を行う必要があるという担当者様には朗報かもしれません。
少しもったいぶった書き方をしましたが、今回のコラムテーマは・・・・、
「接触角計レンタル機のキャリブレーションサービス」です。御興味ある方はぜひお付き合いいただきたく、よろしくお願いします。
「接触角計のキャリブレーションとは何ぞや?」と思われる方もいるかもしれませんが、キャリブレーションとは校正、調整などの意味を持つ英単語になります。横文字にすると聞きなれない言葉になってしまいますが、測定器の校正作業のことです。
では何故わざわざわかりにくい横文字にしているのか?単純に校正と書けばいいではないか?
これについては私も理由はわかりません・・・・何故でしょうか・・・・?
さて接触角計の校正、つまりキャリブレーションは一般的な測定機と異なり定期的に行う必要はありません。これは接触角計が直接何かを測定する装置ではなく、間接的に測定をする装置だからです。
本題から逸れてしまいますので詳しくは割愛しますが、御興味ある方はこちらもご一読ください。。
基本的には一度行ってしまえば、定期的に行う必要のない接触角計のキャリブレーション。
そうは言っても社内規定上で購入する装置はもちろんのこと、装置をレンタルする場合も都度装置の校正を行わないと使用できないという御客様もいらっしゃいます。このコラムをお読みいただいている方の中にもいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような御客様にも接触角計を気軽に使っていただけるように、
あすみ技研では接触角計のキャリブレーション作業を無償で行っております。さらにキャリブレーションを行った証明として「キャリブレーションデータシート」なる書類も無償で発行させていただいております。
ただし、キャリブレーションに使用する「校正球の校正証明書の発行」については有償となりますのでご注意ください。
ここで「キャリブレーションデータシートってどのようなもの?」と気になる方もいらっしゃると思いますので、キャリブレーションデータシートの見本と校正球をご覧いただこうと思います。
校正球・・・パッと見では変哲もない、ただの球に見えますが高い精度でできております。
この校正球を接触角計のカメラで撮影した時にその大きさが何pixelに相当するのかを決定。
その数値を基準として画像を解析し、間接的に測定を行うのが接触角計になります。
今回は少しピンポイントなテーマだったかなとも思いますが、都度の装置校正が必要なことで装置のレンタル利用のハードルが高いこともあるのではと思い、書かせていただいた次第です。もし本件でお困りの御客様がいらっしゃいましたら、お気軽にあすみ技研までご連絡ください。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
(T.S)