ME2とB100の違いについて

当社ホームページにも機種単体の仕様や機種仕様比較表は載せているのですが、装置レンタル又は購入を検討している御客様から「ズバリどっちがどういいの?使い勝手は?」というお声を頂くことがあります。

確かに文面だけではわからない部分もありますものね・・・実際のところ。

 

 

ですので今回は当社接触角計ME2とB100の違いについて文面での説明というよりは実機を使用してみたというレビュー形式で違いを見ていこうと思います。

それでは今回もどーぞよろしくお願いします。

ME2とB100比較画像

 

まずは実機を並べてみました。写真左がME2で右がB100となります。

 

装置のサイズ感ですが・・・ME2はちっちゃいですね。コンパクトに出来ています。

人の感覚にもよると思いますが、B100もそんなに大きい装置ではないと思っているのですが、、、並べるとME2のコンパクトさは目を引きますね。

 

 

次に使い勝手です。試料台の大きさとワーク位置調整作業のしやすさに着目しました。

まずは試料台の方から見ていきます。

ME2の試料台大きさが80mm×80mm、B100の方が100mm×100mmとなります。

私が両機使ってみた感想としては、正直そんなに試料台の大きさで不便は感じなかったので

ここはあんまり気にしなくていいのかもです。

 

 

続いてワーク位置調整作業のしやすさですが・・・

ME2は上下方向Z軸の1軸のみで、B100は上下方向Z軸とカメラに対して左右方向X軸の計2軸。実際に使ってみるとME2は上下方向しか試料台を動かせないので測定時の測定ポイントの変更は作業者の指、もしくはペン先でワークを動かしてポイントを変えなくてはなりません。

使ってみた感想としてはワークが大きければ問題ありませんが、ワークが小さいとかなり作業は難しいです。

B100の方もワークが小さいとME2よりも1軸多いとはいえ、位置調整作業は難しいですがME2と比べれば作業性は確実に良いと言えます。

1軸多いとありがたいですね~、助かります。 

 

最後に測定内容についてですが、ここが大きく違います。

ME2もB100も標準機での測定可能項目は静的接触角測定です。

ですが!!!両機の大きな違いとしてはこちら↓↓↓

 

 

☆ME2 ・・・マウスでクリックした瞬間の接触角のみ測定可能

☆B100・・・着液安定待ち時間を任意に設定しての自動測定及びワークに着液した瞬間から指定した時間を測定(時間変化)の2種類の測定が可能

 

 

同じ静的接触角測定とはいえ、こんなにも内容が違うなんて。 

って思われる方も中にはいらっしゃるかもしれないですね。

 

着液安定待ち時間設定や時間変化測定ができることを考えるとB100の方がME2よりも濡れ広がりやすい液体の測定にも適していると言えますね。

 

 

長々と書いてしましましたがまとめますと・・・。

 

 

☆ME2 ・・・装置サイズはB100より小。ワークが大きく且つ、濡れ広がらない液(撥水性液、撥油性液)であれば測定可。

☆B100・・・装置サイズはME2より大。ワークの大小関係なく、濡れ広がらない液と濡れ広がりやすい液(親水性液、親油性液)の両方測定可。

 

 

今回の記事が機種選定の参考にほんの少しでもなれば幸いです。

今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。