メンテナンス

今日もあすみ技研の接触角計・表面張力計コラムをご覧いただきましてありがとうございます。

御客様から「あの記事、ちょっと参考になりました」というお声をいただけることがコラムを始めた頃よりも多くなってきたなぁとこの頃感じております。今回もよろしくお願いします。

さて本日のテーマですが「接触角計のメンテナンス」についてです。

弊社接触角計を購入いただいた御客様から「メンテナンスは必要ですか?」とか「装置の手入れは何をしたら良いですか?」という御質問をいただくことがございます。このような御質問を頂く度に弊社の装置を大切に使ってくれているんだなーっと思い、嬉しくなります。できることなら長い間、装置を使っていただきたいので。

それでは装置のメンテナンスについてツラツラと書かせていただきます。

 

メンテナンスと言うと仰々しくなってしまいますので、気にしてほしい部分としてとらえていただければ結構です。気にしてほしい部分としては・・・

 

  • Z軸ステージ、X軸ステージがスムーズに動くかどうか
  • (不特定多数の人が装置を操作する場合)校正値が誤って変更されていないかどうか
  • 装置光源に汚れや損傷の有無
  • 装置カメラのレンズ部に汚れや損傷の有無

 

特に重要な項目としては上記の4点でしょうか。この4点については弊社でもレンタル装置を御客様へ発送する際には特に気にしております。

 

まずは「Z軸、X軸ステージ」についてです。測定時に試料台を動かすZ軸ステージ、X軸ステージがスムーズに動かないと測定する際の余計なストレスになり得るので動きが悪くなってきたときにはねじ部に潤滑油を少量でいいので塗布したほうがよろしいかと思います。動きが悪いとステージを動かすノブを回すのが何気に疲れます。

接触角計ステージチェック
接触角計ステージ増し締め

2つ目として「校正値」についてです。

ある特定の人物のみ接触角計を操作するのであれば特別気にしなくてよいとは思いますが、不特定多数の人が操作する場合、校正値の入力欄にあやまって数字を打ち込んでしまう可能性もゼロではないのではと。

ですので不特定多数の人が接触角計を操作する場合については注意したほうがよろしいかと思います。

接触角計校正値

3つ目は装置光源についてです。弊社の接触角計の光源はLEDライトを使用しておりますが、そのライト表面にはっきりとわかる汚れがついていたり、ライト部が割れていたりすると当然ですが測定に支障が出る可能性が高くなります。通常使用で損傷する部分ではありませんが、都度都度見ていただけたらと思います。ちなみにですが弊社では数多くの御客様に接触角計のレンタル、販売をしておりますが『ライトが割れてしまった』という類の連絡は一度もございません。

 

接触角計LEDライト画像

最後4つ目はカメラレンズについてです。

これについても3つ目の装置光源と同様です。こちらも『レンズが割れてしまった』、『カメラがおかしくなった』という類の連絡は一度もございません。とはいえ、ライト同様とても大事な部分となりますのでこちらも都度見ていただけたらと思います。

 

接触角計カメラ

いかがでしたでしょうか。正直、そこまでハード的に複雑な装置ではありませんので気にするところも多くはありません。

もちろんこれ以外の項目もありますが、今回は・・・すみません、割愛させていただきます。

 

万が一、通常使用で装置が壊れてしまった場合、弊社接触角計の保証期間は3年ございますので、その間でしたら無償で修理させていただきます(操作PCについてはPCメーカーの保証期間となります)。

もちろん弊社のレンタル装置ではこれ以外の項目についても全てチェックしております。場合によっては弊社ラボ室の中にクリーンブースがありましてその中でレンタル機をチェック、御客様へ発送する場合もございます。ですので接触角計レンタルを御希望の場合はコンディションの良い状態の装置をいつでも御利用いただけるような体制を整えております。

クリンブース

 

だいぶ長くなってしまいましたが、こんな感じでしょうか。既に装置を購入していただいてる御客様は参考にしていただきたく。装置購入を検討していいただく御客様には装置の維持管理業務のイメージを少しでも掴んでいただければと思います。

 

今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

(T.S)