接触角計がレンタルが選ばれる理由は?

いつもお世話になっております。接触角計コラム担当のT.Sです。弊社では接触角計について「販売」、「受託測定」、「レンタル」の3本柱で日々御客様への技術支援をさせて頂いておりますが、今回はその中の「レンタル」についてコラムを書かせていただきます。レンタルをご検討の御客様はぜひご一読お願い致します。

実は弊社の接触角計を初めてご利用いただく御客様にはアンケートの御協力をお願いしています。具体的な項目としては・・・。

  • (弊社装置に限らず)接触角計を使うのは今回が初めてですか?
  • 装置を使うときにどんな不安がありましたか?
  • レンタルを利用した決め手はなんでしょうか?
  • 装置の使い勝手はどうでしたか? 等々

上記について忌憚のないご意見を頂くことでより使いやすくわかりやすい装置を目指し且つ、初めて弊社の装置を御使用になる御客様の不安を解消できるようなホームページ作りに励んでおります。

今回はこれらのアンケート結果をまとめることで、接触角計のレンタルをご検討されている

御客様の不安の解消につながるのでは思いましたので、それについてご紹介させていただこうと思います。本コラムが装置レンタルをご検討されている御客様の不安の解消につながれば幸いです。それでは今回もよろしくお願いします。

※弊社装置をレンタルいただき、アンケートに御協力いただいた御客様、本当に有難うございました。

Q1:装置レンタル時の不安な点(複数回答含)

レンタルアンケートQ1

皆様やはり初めての装置、サービスは『本当に大丈夫か?』と不安になります。私も初めてモバイルSuicaを利用した時は、『もしかして電車代、多くとられてない?』と思ったものです(いまはすっかりオートチャージで月々いくら使ってるかも把握してません!)。

アンケートの回答を拝見すると、レンタルに不安というよりは、『装置が使いこなせるかな』とか『セッティングが面倒くさくないかな』といったご心配のようです。

『セッティングが面倒くさくないか』につきましては、『Q3:セッティングは簡単でしたか』に記載の通り95%の方にご満足いただきました。

また、『装置が使いこなせるか』につきましても、『Q4:装置の操作は簡単でしたか?』や『Q5:ソフトはわかりやすかったですか』のご回答のようにそれぞれ、95%、85%のユーザー様にご満足いただいております。

Q2.レンタルを利用した決め手は?(複数回答含)

レンタルアンケートQ2

レンタルの決め手ですが、やはり価格が一位でした。装置の購入になりますと、やはり150万円から500万円オーバーといったあたりが中心価格帯になります。毎日使うかといえば、そうでもないのが測定装置の性格なため仕方がないのかもしれません。世の中の流れも『シェアリングエコノミー』だの『メルカリ』だの『ウーバーイーツ』だの(ウーバーイーツは違いますか・・・)、日々知らないサービスがどんどん生まれています。

話が逸れました。

お伝えしたいことは、『レンタルも勿論いいですが、我々は販売も行っています。ぜひ、ご購入もご検討お願いします』。

Q3.装置のセッティングは簡単でしたか?

レンタルアンケートQ3

これについては、日々いかにセッティングしやすいかを考えて、良いアイデアを取り入れてい行きたいと思っています。もうずいぶんと昔になりますが、創業当初『デモ用装置を置いておける場所がない』という状況下で、毎日朝出社しては、『段ボール箱から出してデモ装置をテーブルの上に置いてから作業・・・、退社する時にまた段ボール箱にしまって・・・、あれ、プチプチどこいった?』、などという事を何年か行っていた経験から、とにかく簡単ですぐセッティングできるという事を重視しています。

また、別途セットアップの動画をご用意させていただいておりますので、「事前に見ておきたい」などのご要望がございましたらお気軽にご連絡ください。

まだまだ5%程のお客様が、『難しい』とご回答いただいておりますので、これを真摯に受け止め、さらなる創意工夫に努めていきます。

Q4.装置の操作は簡単でしたか?

レンタルアンケートQ4

こちらにつきましても、お客様にとって重要な項目です。できる限り使いやすい装置を目指してはいますが、一方で高機能、多機能を目指すとどうしても操作項目が多くなる・・・というジレンマを抱えています。いつかiPhoneのようなカタログ要らずな装置をご提供できたらと思います。

一方で、レンタルのスタートに合わせて、セットアップ出張サービスも行っております(出張費用は掛かりますが)。ぜひ、ご利用の際は弊社の営業窓口にご相談ください。

Q5.ソフトはわかりやすかったですか

レンタルアンケートQ5

こちらも重要な項目です。毎日、新聞やニュースに『UI』だの『UX』、『これからはDX』だの(愚痴が『チコちゃんに叱られる!』っぽくなってきました)、色々意見はありますが、この対策はシンプルに『自分たちでも使ってみて(特に普段触らないスタッフや別部門の人々など)、分かりづらいところを指摘いただき、そこをどんどん修正する』といった手法で、日々アップデートを行っています。ソフトウェアの担当者には頭が下がりますが、より良い装置を世の中に届けるべく残りの15%を0%にできるよう努めてきます。

Q6.目的の測定は行えましたか?

レンタルアンケートQ6

アンケート結果を見る限り御客様全員の満足・・・とまではいきませんが、それでも多くの御客様に御満足いただけてるのではないかと思っています。ソフトのわかりやすさについては2019年によりわかりやすくリニューアルさせていただいたのですが、まだまだ改善点はあります。時期を見てまたリニューアルすることも考えております。

今回のコラムでレンタルを御検討されている御客様の不安の解消のお手伝いができたならば幸いです。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(T.S /M.I)