フィルムの測定について
フィルムのような「シャキッ」としていないものを測定する際の治具についてです。
通常、フィルムのようなものをステージに置くと写真のようになります。

反り返ってます。まあ、巻いてあったりするので、当然と言えば当然です。
これの接触角を測定すると、当然ですが液滴の画像は取れません。まあ、当たり前ですね。

まあ、当然ですが画像1のようになります。わざわざ撮影するまでもありませんが・・・。
こんな時、まあ簡単に済ませてしまおうと思えば、左右に重しを置くだけでいいのですが、日々測定するのなら「もうちょっとしっかりしたものが欲しい(他にも「お客様の前でカッコ悪い」や「上司の前でみすぼらしい」などの理由もありますが・・・。)」ということで、下記の治具を製作しました。

ちょっと写真が大きいですね。他の物でも代用できてしまうので、敢えてアピールさせていただきました。小さいフィルムにも対応できるよう幅の調整が可能です。また、カメラの軸線を邪魔しないようステージの高さに合わせた機構になっています。
綺麗に撮影できました。もしご用命いただければ、このような治具も製作させていただいておりますので、お気軽にお声がけください。

(K.O)